こんにちは、あゆです。
今朝ネットニュースであるお母さんが子供を乗せて自転車に乗っているところ、傘が前輪に巻き込まれたことによる転倒でまだ幼いわが子を亡くしたという、とても悲しいニュースを見ました。同じ母親としてとても胸が痛むニュースです。
確かにここ数年で子乗せ自転車は増えてきました。乗る人数や荷物の加減で足取りも重くなるため、電動自転車もかなり増えています。しかし便利なものが増えるほど痛ましい事故も増えていっているのが現状です。
事情により車に乗れない、必要がない、それぞれにそれぞれの理由で自転車を利用されていると思いますが、どうしたら悲しい事故が少なくなるのでしょうか。
今回は自転車に子供を乗せる場合いつからいいのか、事故が起きないようにするにはどうしたらいいのかを調べてみました。
いつから子供を自転車に乗せられるのか?
まず始めに子供が何歳になったら自転車に乗せられるのでしょうか?
他のママたちはどうしているのかみてみましょう。
『首が据わった4ヶ月頃からおんぶで乗せてますよ~。カゴはおんぶが辛くなったら付けるつもりです。個人差もありますが、7ヶ月だとまだ腰が完全には据わってないので、おんぶが安全かな~、と思います。』
『生後7カ月になる子供を、徒歩30分、自転車で15分程度の距離にある保育園に入園したため、子供乗せ自転車で前に乗せて登園していました。少し、規定の年齢より小さかったのですが、子供の体が大きかったために自転車屋さんにも「このくらい大きいなら大丈夫」と言われました。7か月の時点で、へったくそなハイハイをしていました。
(あるいたのは1歳前です)2歳になった今でも、前乗せで前に乗せて登園しています。』『うちは、首が据わった頃からおんぶで乗っています。長男も次男もです。
4ヶ月健診の時に医師に相談した所、長時間でなければ心配なしとの事でしたよ。
確か別の機会に保健師から1才過ぎてからでないとチャイルドシートは早い、脳によくない、と言われました。なのでおんぶでどうぞ』出典:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/0930/351579.htm
結構みなさん早い時期におんぶや抱っこ紐で自転車に乗っているようですね。
お仕事復帰のためなので仕方がないことなのですが、天候状況や道路状況などで走行が難しくなる場合もあるので、シートに乗せずに自転車に乗る場合は自己責任で乗りましょう。
自転車用チャイルドシートは前乗せと後ろ乗せの2タイプがあり、使用できる年齢も違ってきます。シートによっては10ヶ月からや1歳からと違うようなので、あなたが思っているシートは何歳から使えるのかよく調べてみてくださいね。
基本的にはお子様が一人でしっかり座れることがひとつの目安になるようです。
なので1歳ころから使えるシートが多いようですね。ヘルメットも1歳ころから使えるタイプがありますので、自転車にお子様を乗せるときは必ずつけてあげてください。
始めはヘルメットをつけるのを嫌がるお子様が多いでしょうが、お子様の好きなキャラクターのシールをつけるなどして慣れさせてあげてくださいね。ヘルメットをかぶっていたから大怪我をしなくて済んだ事例が沢山ありますので。防げる事故は未然に防いであげましょう。
普通の自転車に子供を乗せてもいいのか?

出典:https://www.amazon.co.jp/21Technology-%E3%80%90MC260-N%E3%80%91%E3%83%9E%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AA-%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A-26%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81/dp/B01N2B89Q6
まずは一般的にママチャリといわれているタイプの自転車ですが、写真を見る限り子供が乗れそうなところはありませんね。各自治体によって違うかもしれませんが、子供をおんぶしての走行はオッケーとしているところもあるようですが、私は怖いなと思っています。
(ちなみに抱っこ紐で抱っこしての走行はどこの自治体でも禁止されているようです。)
私自身子供のころ通学などで自転車に乗っていましたが、道を曲がるときに前輪がすべってひざを怪我したことがあります。ほんの少しハンドルが取られただけで簡単にこけてしまったので、自転車は便利だけど気をつけないと危ないなと思いました。
ママチャリタイプの自転車に後付で子供を乗せられるシートが売っていますが、しっかりと自転車に取り付けてあるか、使用方法は間違えていないかなどしっかりと点検してから使いたいですね。
このタイプの自転車は1万円前後であり利用されている方も多いのではないでしょうか。

出典:https://mamari.jp/8697
今はこのような後付けできるシートがあるので、安く済ませたい人には人気があるようですね。しかし取り付け方法や自転車によってはハンドルが上手く取り回せなかったり、バランスが崩れやすかったりしますので、お子様を乗せようと思っている方はやはり安全性を考えて専用の自転車を購入することを私はおすすめします。
子乗せ専用自転車は安全?

こちらは一般的な子供乗せ自転車です。前と後ろにシートがついており、子供を2人乗せることができます。子供を乗せることを前提とした作りとなっていますので、安全性は普通のママチャリより高いと思います。ちなみに普通のママチャリにチャイルドシートをつけたとしても乗せられるお子様は1人までです。お子様を2人以上乗せる場合は必ず子供乗せ自転車をお選びください。
電動タイプと非電動タイプがあり、電動タイプは楽々と坂道を登ったり荷物が多くても軽く走行できますがそれなりにお値段はします。約10万円前後はするみたいですね。
非電動タイプは約5万円前後であるようですが、坂道が多い場合は電動タイプの方が結果的に楽だと思います。
子乗せ自転車を買うときはBAAマークつきを
皆さんはBAAマークというのを知っていますか?
私は普段自転車に乗ることがないので知らなかったのですが、今は安全基準としてこのBAAマークつきの自転車を購入することを推奨されているみたいですね。
BAAマークとは?
最近自転車を購入しようと店舗に足を運んだ人はこんなマークを見ませんでしたか?
これはBAAマークといってきちんとした安全・環境に関してある一定の基準値をクリアした自転車のみに付けられているマークだそうです。

自転車の関税撤廃等により、2000年頃から手頃な価格の自転車が増えた一方、低品質なものも増え、故障や事故などのトラブルも増加する傾向になりました。そこで、一般社団法人自転車協会は、安全・安心なものづくりを最大の使命として、利用者の皆様の安全を第一に考え、自転車業界の自主基準である「自転車安全基準」を制定しました(平成16年9月から開始)。
そして、その自転車安全基準に適合した自転車に貼付されるのが、BAA(BICYCLE ASSOCIATION(JAPAN)APPROVED)マーク「自転車協会認証」です。
なので、自転車を購入するとき、特に子乗せ自転車を購入するときはこのBAAマークがついた自転車を購入すると安心ですね。特徴としては下記画像を参照ください。

出典:http://www.baa-bicycle.com/difference/index.html
まとめ
○一般的な自転車(ママチャリなど)に子供を乗せる場合は、後付けのチャイルドシートを必ずつけること。その場合、乗せられる子供は1人まで。
○2人以上子供を乗せる場合は必ず子乗せ自転車を購入すること。
○安全基準を満たしたBAAマークつきの自転車を選ぶこと。
○ヘルメット等の防具を身につけること。その際にサイズ確認は装着するたびに確認すること。
○傘やバッグなどをハンドルにかけないこと。(タイヤに挟まって転倒する恐れがあります。)
○慌てず安全運転をすること。曲がる、渡るときは必ず全方位を確認すること。
自転車はとても便利な乗り物だと思います。しかし、便利ではありますが使い方を一歩間違えれば大切なお子様に怪我を負わせてしまう危険があります。悲しい出来事が増えないように、一人ひとりが私は大丈夫と過信せずに正しく安全に走行したいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。