育児関連

液体ミルクはどこで買えるの?店舗販売なのか個人輸入?安全性も気になる!

こんにちは、あゆです。

少し前に新聞で『液体ミルク』が日本で製造・発売されるという記事を読みました。

私自身、子供をミルクで育てていたので液体ミルクの存在を知ったときは、なんて便利なんだ!という思いと、でも安全性はどうなの?と不安に思いました。

今現在ミルク育児をされている方で、常備したいなと思っている方、災害にあったときの為にと考えておられる方も不安なところやどこで買えるのか?といった疑問があると思いますので、詳しく調べていきたいと思います。

液体ミルクって何?

そもそも液体ミルクとは何なのでしょうか?

出典:https://naturacart.com/

液体ミルクとは、赤ちゃんに必要な栄養成分が調節された母乳のかわりに飲むもの。です。
日本ではそれを粉にした粉ミルクが主流ですよね。私もよくお世話になりました。でも、粉ミルクは量を計って、お湯を沸かして粉ミルクを溶かして冷まして・・・となると結構手間なんですよね。夜中の授乳だと、眠たい目をこすりながらするので、月齢が上がって飲む量が増えると何杯入れたっけ?と分からなくなるんですよね。粉ミルクもこぼれやすかったりして夏場は虫対策も必要でした。

外出先でもお湯とお水(お湯加減を調節するのに赤ちゃんようのペットボトルの水が必要でした)と小分けにした粉ミルクと・・・と大荷物になって、赤ちゃん抱っこして荷物担いでって肩こりにも悩まされましたね。

その点液体ミルクはすでに調合されており、ふたをあけるだけですぐに赤ちゃんに飲ませてあげられます。ミルク調合中って意外と時間がかかったりして赤ちゃんも飲む前に疲れてしまうので、赤ちゃんを待たせずに飲ませられるのもありがたいですね。

そして災害時や緊急時にも役に立ちます。お水もお湯も要りませんし、たとえ完全母乳で育てている方でもこれは便利だと思います。ママもストレスや栄養不足なので母乳が止まってしまう、少なくなってしまう可能性がありますのでね。万が一のときに備蓄していると便利かと思います。

液体ミルクの成分や添加物、安全性は?

気になる成分や安全性ですがどうなんでしょうか。

いろいろなメーカーで作られている液体ミルクですが、今回参考にしたこの液体ミルクの成分を見てみましょう。(ヒップオーガニック:ドイツ製)

素材・原料成分:脱脂乳、乳清製品、植物油(パーム油、菜種油、ヒマワリ油)、ラクトース、ラクトース由来のガラクトオリゴ糖、乳清タンパク質、クエン酸カリウム、塩化カルシウム、LCP油混合物(魚油、植物油)L-フェニルアラニン、クエン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、硫酸マグネシウム、オルトリン酸カルシウム、ビタミンC、L-トリプトファン、硫酸鉄、天然乳酸菌、硫酸亜鉛、安定化乳酸、ビタミンA、イノシトール、パントテン酸、ナイアシン、硫酸銅、ビタミンB1、ビタミンB6、ヨウ素酸カリウム、ビタミンE、硫酸マンガン、葉酸、ビタミンK、セレン酸ナトリウム、ビタミンD、ビタミンB2、ビオチン、ビタミンB12

粉ミルクの成分はこちら。(参考粉ミルク:ビーンスタークすこやか)

原材料:ホエイパウダー、植物油(パーム核油、大豆油、パーム油、カノーラ油)、乳糖、脱脂粉乳、全粉乳、バターミルクパウダー、カゼイン、乳清たんぱく質濃縮物、精製魚油、リボ核酸(RNA)、酵母、塩化カリウム、リン酸三カルシウム、炭酸カルシウム、ビタミンC、硫酸マグネシウム、炭酸カリウム、クエン酸三カリウム、クエン酸第一鉄ナトリウム、タウリン、イノシトール、シチジル酸ナトリウム、硫酸亜鉛、ビタミンE、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、ウリジル酸ナトリウム、硫酸銅、ビタミンA、ビタミンB6、アデニル酸、グアニル酸ナトリウム、ビタミンB1、イノシン酸ナトリウム、葉酸、B-カロチン、ビタミンD3、ビタミンK2、ビタミンB12

成分は会社ごとに違うのでなんとも言えないのですが(^^;)

海外では問題ない添加物でも日本では許可されていないものとして亜セレン酸ナトリウムがありますが、毒劇物指定が変更となったようです。

毒物及び劇物指定令の一部を改正する政令が平成29年6月14日に公布され、本改正により亜セレン酸については、濃度により毒劇物指定が変更となります。

対象物質変更点 変更点
亜セレン酸、容量1リットル以下の容器に収められたものであって、0.000082% 以下 毒物指定から除外
亜セレン酸、0.0082% 以下 毒物から劇物指定に変更
(7月1日から施行)

出典:http://www.takara-bio.co.jp/goods/info/info8.htm

毒物指定から劇物指定に変更されたようですが、毒物と劇物の違いとは何でしょうか?

毒物と劇物の違いとは?

『毒物指定と劇物指定の違い』で検索してみると、詳しく書かれたものを発見しました。

Q:毒薬と劇薬とはどちらが怖いのですか?
A:劇薬よりも効力(毒性)の強いものが毒薬であり、おおよそ10倍の差があります。薬
事法で規制されています。
Q:毒物・劇物という表示も見かけますが、毒薬と劇薬とは異なるのですか?
A:毒物・劇物とは、毒物及び劇物取締法で規制され、医薬品・医薬部外品以外のものを
いいます。
毒薬・劇薬とは、内服や注射をした時など体内に吸収された場合に、人や動物に副作用など
の危害を起こしやすい、毒性・劇性の強い「医薬品」のことです。薬事法に基づいて厚生労働
大臣が指定します。
同じように毒性・劇性の強い物質であっても、「医薬品」や「医薬部外品」には該当しないも
のを毒物・劇物として区別し、毒物及び劇物取締法(毒劇法)で規制されています。

出典:http://www.doyaku.or.jp/guidance/data/H21-4.pdf

もっと詳しく知りたい方は毒物と劇物の違いをお読みください。

まぁこういうのを見ても結局本当に大丈夫なのかそうでないのか、判断しづらいですよね。

私もえらそうに書いていても化学のことはよくわかりません(^_^;)

ただ実際に海外では普通に市販されている、だが日本では規制されていた。そしてその規制が緩和され日本でも国内製造されることが決まった。と考えると、日本基準で安全・安心な液体ミルクを作ってくれるのでは?と私は思います。

あとは使われる方が使うかどうか、しっかり調べていただけるといいかと・・・。大事な赤ちゃんのためですからね。親御さんは安心かどうかが一番の気がかりだと思います。

保存方法は?

液体ミルクの保存方法は常温でも大丈夫なようですが、今年のこの日本の暑さを思うと、常温保存では少し不安がありますね・・・。暑いときは出来れば涼しいところ、冷蔵庫などで保存したほうが安心感があるかもしれません。

価格は?

さて、難しい話が続きましたので私自身も頭がこんがらがってきていますが、ここで気になる液体ミルクの値段はいくらなのか、調べてみました。

国内生産された液体ミルクはまだ目にしたことがないので値段は分からないのですが、上記のミルクはヒップオーガニックといって、ナチュラカートさん90ml×4本セットで2,980円で買えるようです。(こちらのミルクは送料無料のようです)

粉ミルクと比べるとどうしても割高になってしまいますが、非常用と割り切るしかないですね。

販売店は?

まだまだ液体ミルクは、日本では主流ではないので手軽にとはいきませんが、直接海外サイトから個人輸入したり、ナチュラカートさん楽天市場さんで買えるようです。

amazonさん では残念ながら私では探しきれませんでした。ひとつあることにはありましたが、売り切れ状態でしたので、ナチュラカートさん楽天市場さんで探してもらえるといいかと思います。

まとめ

液体ミルクについて色々と調べてみましたが、日本ではまだ未発売ということでまだまだ謎につつまれていますが、災害時や緊急時にはとても便利なものではあると思います。

うちにはもうミルクを飲む子はいないので試してみるということは出来ませんが、私は海外製品は使わないかなぁと。やはり海外の子と日本の子では合う合わないがあるでしょうし、アレルギーなども気になりますので、日本では使われていなかった添加物に対してどうしても抵抗感があります。

しかし国内製造であれば日本人に合わせて作られるでしょうし、添加物も聞いたことないようなものは使わないのでは?と思いますので、本当に非常時用に数本用意していたかもしれませんね。

いつも最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です